あけましておめでとうございます。
本年もよろしくお願いいたします。
本年もよろしくお願いいたします。
暮れから正月はゆっくりと休みを取ることができました。寒くて外に出るのがいやだったので、初詣も先送りしながら、地球のため(建前)と家計のため(本音)にできるだけ暖房器具をつかわないように日向ぼっこをしながらうたた寝しながら本を読んでおりました。
写真集「獅子よ瞑れ」 長倉洋海
長倉洋海さんは名前がおしゃれな女の子のようですが、実はどちらかといえばむさいオヤジのような風貌の55歳くらいの男性写真家です。
1980年くらいでしたか写楽っていう写真雑誌でエルサルバドルのドキュメンタリーを撮っている人という紹介で載っていた写真を見て以来のファンです。
その後アフガニスタンを精力的に取材されているのを知り、「カメラを武器に激動の世界を駆ける」という著書を読みました。これは一人の青年が世界と渡り合う中で失敗を乗り越え成長していく過程の物語としても大変面白いものでした。その中にアフガンの戦士マスードが出てきます。
マスードは911の二日前にアフガニスタン国内で暗殺されたといわれています。ほぼ同い年の長倉はマスードの取材をする中で彼によっていろいろなことを学び共感していきます。
マスードが写っている写真集は結構な数出版されていますが、一連のこの長倉によるマスード像がなんと言ってもとても魅力的なんです。特にこの下の緑の中で読書をするマスードは僕の大好きな写真です。長倉の幾つもの写真集にもいつも大きく載せられていることからも長倉自身もきっと好きなんだろうなぁと勝手に想像しています。
ハウツーとしての生き方本読むよりは、ずっと、いろんな事を教えてもらえると思いますよ。特に10代20代のキミ、一度是非目を通してごらんなさい!ってここご覧なさってないか^^